こういう本を読むと、
やはり日本が住みやすいのかしらと感じてしまう
アメリカを始め諸外国の医療費は日本と比較すると高い
例えば盲腸で手術入院した場合、
ニューヨークは平均入院日数が一日で平均費用が243万円
ロサンゼルスはやはり1日で194万円だ
平均入院日数が少ないのは、一日あたりの入院費が高すぎて
早く退院せざるおえないというのが実情のようだ
日本なら4,5日入院して30万円以内に納まる
医療費の支払いで破産宣告をする人も多い
これを読むとサブプライムローンだって
破綻するのは最初からわかっていたのではないかと思う
自己破産の経験があり機械工の貧困ラインギリギリの年収の男性に
「アメリカは不可能を可能にする国なんです」
と言い含め5500万円も融資して家を買わせ
月に3100ドルもの支払いを強いるなんて
とても正気とは思えない
おそらく家を手放すことも想定内なのだろう
アメリカ、どこかおかしくなってない?
2005年に住んだときちょっと感じた
お祭り騒ぎのようにしていないと
落ち着かない精神病患者みたいな片鱗を
改めて再認識している
自由化や民営化をしていいものと
そうでないものがあることをこの本は説いている
先の医療や学校教育は国が政策として保護して
人々が最低限人間らしい生活が送れるようにしないといけないと思う
格差が広がり、富裕層にのみ有利な政策が打ち出されると
底辺の人たちは生き残れない
人が人を使い捨てにするなんて悲しすぎると思う
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