2007年5月2日水曜日

スパ(Spa)広告の辛い罠~クラビ(Krabi)4日目

英語のボートの予約にもそろそろ慣れてきた。特にどこに行くというわけでもなく、行きは徒歩、帰りは2時半で予約し街へ。
今日のランチはアオ・ナン・ビーチをナパラ・タラ・ビーチに向かう途中にある Blue Mango Cafe だったかな(←名前うろ覚え)。お酒の品揃えが充実。きっと夜はバーっぽくなるのだろう。スタッフがお揃いの青いマンゴが背中についたTシャツを着ている。コースのセットメニューもある。私は単品でフライドライスのポークを頼んだのだけど、野菜のほかに小さなパイナップルが入っていて面白い。味のバランスがいいのでシェフはちゃんと修行した人とみた。値段は90か100バーツ。夫に少しもらったカレーが少し辛かったのかデザートも頼むことに。メニューを見るとケーキ系は120バーツなのにアイスだけ30バーツ/1scoopと安く、アイスを食べた。イチゴ・チョコ・バニラの3種類チョイスで、イチゴとチョコを頼んだらクリームがトッピングされてきた。ちょっとオシャレな感じだった。

その後、先日旅行センターみたいなところでもらったパンフレットのSpaに行ってみようと思い2時に夫と別れて単独行動をした。
ホテルの電話番号をメモするのにペンがないので口紅でレシートに書きつけて別れた。
アオ・ナン・ビーチ前の道が陸へ向かう角に警察がある。そこで地図をもらい、位置を確認して歩き始めた。ただこの地図、縮尺が均一でなかったのだ。右にセブンイレブンのある場所を右折するのだが、1つめのセブンの近くに右折の道がない。もう少し先かと思ってさらに歩いたけれど、道路がない。7,8分くらい歩いたところでこれはきっと何か間違っているのだと思い、引き返そうと、もと来た道を歩いた。と、ちょうどバイクタクシーが来たので、つかまえて地図を見せ、わかる?って聞いたけど、英語が通じない。英語の地図は見る気もない様だった。それでも店の宣伝のタイ語部分を見せたら分かった風だったし、40バーツで連れて行く(大丈夫!とタイ語で言ってそうだった)というので乗ることにした。
ところが、わたしが乗った場所からビーチまで戻りつつ丹念に看板を見たのだが見つからない。しかたなく元来た道を引き返し、途中、誰かに聞いたほうがいいと運転手にアドバイス(なかば命令)した。通りすがりの男性は、Boossabakorn という店の名前が地名なのか知っていて場所がわかって辿り着くことができた。わたしが乗った地点よりかなり先だった(とても歩いて行ける距離ではない。汗)。
到着すると、地元の普通の美容院の2階でやっているところで、2度びっくり。パンフレットがちゃんとしていたので、もっと手広くやっているところかと思ったのだ。正直、そこは止めて違うところに行きたかったのだけど、こんなに探して、やっぱり帰ると運転手に言えなかったというのが本心。(かなり不服そうだったので、おまけで計60バーツ払った。)
とりあえず、入り口で履物を脱ぎ中に入ることにした。
説明をしに寄ってきた店員の英語がわからない。わたしに問題があるのか彼女に問題があるのかもわからない(笑)。別の英語のできる店員に代わってもらい、日焼けして肌がデリケートになっているので、ピーリング系メニューは避け、アロエマッサージとフットマッサージのセットメニュー、Beautiful Holiday の1590バーツにしてみた。我ながら結構度胸があるなぁ。
うわ、大丈夫かなと思ったのは、通された2階の床に小さな薄茶色っぽい蟻がいたことで、店員に言うと mosquito と言っていた。タイでは蟻もそうなのか?
その後入った個室では蟻はいなかったし、エアコンもきいていたので一安心だった。途中シャワーを浴びるのだけど、給湯器にシャワーがついたタイプのもので使い方が分からず苦労した。給湯器って子供のとき以来だよ。笑)
日本でもそうだけど、美容院やエステでは、マッサージなどの施術をしてくれる人との会話も重要。でも、彼女は英語を話せる人ではなかったのでちょっとつまらなかった。私がタイ語がわかればもっと楽しいのかも。
肝心のマッサージはアロエに関しては下手(とてもエステのメソッドを理解しているとは思えない手つき)で、フットは普通に上手だった。ボディを頼む人は少ないのかな。というか、辿りつける人自体が少なそう。終わったあと、なんでここに来たのか質問されたし。
それでも、日焼け止めに虫除けとさんざん負担のかかった肌にアロエの効果は効いたみたい、すべすべになってうれしかった。

そして、最後の支払いの時もさらに一苦労。カードを使おうとしたら、店員が操作を上手くできなかった。
仕方が無いので、スキャナーの横についているコールセンターに電話をさせて、強引に手続きを完了した。
現金でもぎりぎり払えたのだけれど、途中で何かあったら恐いので、カードにしたの。でもよく考えたらこちらの方がもっと恐い事かも。というのも、手続きがエラーになって計3回もスキャンしたのだ。もしかしたら支払いが重複するかもしれない。
怪しいところでは現金払いのほうが無難でしたね。

Spaで電話を借り、リゾートに戻っている夫に電話して待ち合わせをして、呼んでもらったバイクタクシーに乗り込んだ。
アオ・ナン・ビーチの少し見慣れてきた光景を見て、まるで近所に帰ったようにほっとしてしまった。

さて、待ち合わせしただんなさんと夕食を食べに!
Nopparat Thara Beach を望む Wangsai Seafood というお店だった。値段もそこそこしたけれど、ここのお魚料理はとーっても美味しかったのでお勧め!写真上がイカのガーリックソース(だったかな?)、 酸味の利いた味。魚料理は、White Snapper のジンジャーソース、あんかけみたいな感じでした。600バーツちょっとだったそう。

きれいなパンフレットだけで信用してはいけないし、引き返す勇気も時には必要かもと思った一日でした。

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