2010年3月19日金曜日

たまにはミーハーに

今日は桜木町に新しくオープンしたColette Mare に行ってきました。
店内はとてもきれいで、お店のセレクトもとてもいい感じ。
また、シネマエントランスでバラの花を一輪いただきました。
5階に紀伊国屋が入っているのですが、柱に木が使ってあって
ナチュラルな雰囲気でした。
電子書籍などで本を読む時代、リアルな書店は質感や匂いなど
リアルならではの良さをさらに追求することになるのでしょうね。

自宅に戻って、金スマを見ていたら、坂本冬美さんの「また君に恋してる」が紹介されていました。
坂本さんは演歌が本業ですがそれ以外の活動もされていて、この曲のオファーがきたのだそうです。
焼酎のCMソングとしてテレビに流れたときから問い合わせが殺到。
この間の紅白で歌われてからさらに人気が高まっているのだそう。
坂本冬美さんのしっとりと切ない歌声も素敵。
松井五郎さん作詞の歌詞の内容も大人で秀逸。

♪ また君に恋してる いままでよりも深く
 まだ君を好きになれる 心から

一人暮らしをしたことが一度でもあるなら、自分以外の人間の気配のない空間がわかると思うけど、私は、一人暮らしをしている数年の間中、それに慣れることができなかった。
結婚したての頃、怖い夢を見て夜中に起きて、隣に人(っていうかダンナ)が寝ているとやけに安心できたもので、これが原始時代なら、きっと岩山の洞穴の中に獣の毛皮を敷いて寝ているんだろうなぁ、と想像して楽しく眠れたのだった。
本当なら一生分の気配だけで感謝なのだった。
そんなことを思い出させてくれた曲でした。

2010年3月15日月曜日

【読書】海からの贈り物

出会いというのは偶然の重なりである。
知り合いが知花くららさんにインタビューしたと言い、そのときの話を聞くことになった。
私は彼女がミスユニバースの世界大会で2位になったことしか知らなくて、
wikiとblogで情報を集めた。
そうしたらblogにとある人が知花さんにこの本を薦めていたのを知ったのだ。
表紙にきれいな貝殻の写真が使われていてちょっとぴんときて
帰りに横浜の丸善によって探したら置いてあった。
原書をkindleにダウンロードしたかったのだが、
kindle store では扱っていなかった。

古過ぎるらしい。
初版は昭和42年で、なんと七十七刷されているのだ。
五人の子供がいて夫と暮らす生活をしている著者、アン・モロウ・リンドバーグさんの
家事や雑事に忙殺される女性の時間の過ごし方について
疑問が投げかけられている。
家事が機械に代替されるようになると生活が楽になるかわりに
自分がそれほど重要じゃなくなるという空虚感に襲われ、
アメリカの女性たちは飢えているというのだ。
彼女は、一人になること孤独になることが重要だと説く。

”自分というものの本質を再び見出すために一人になる必要があるので、
そのときに見出した自分というものが、女のいろいろな複雑な人間的な関係の、なくてはならない中心になるのである。”

女性の権利が拡大して男性と同じようになってきたけれど
それを享受する女性側の意識は
どのように変わっているのか。
実はそれほど変化していないのではないだろうか。

押し付けられた価値観ではなく
自分自身で納得のいく選択をしているだろうか。
忙しさという口実に流されて
本当の創造というものを怠っていないだろうか。
自分にもう一度問いかけてみようと思った。

2010年3月11日木曜日

【読書】記憶力

以前、記憶力が悪いという話を書いたが、少しでも向上させようと思ってこの本を買ったのに、結局読まず仕舞いだったもの。
再度手にとって見ると、納得できる部分もあるので、読んでみようと思う。

実はこの本、今から150年近く昔に書かれた本なのだ。1862年生まれのウィリアム・ウォーカー・アトキンソンというアメリカ人の著作である。32歳で弁護士になったものの仕事の重圧から心身を病み、ニューソート(宗教?)に傾倒し精神医学を含め幅広いテーマで著作を残した人らしい。
いろんな人がいるもんだ。

記憶に残るものは、注意力が大切で、意識を集中する力が高い方が良い。
印象は五感を活用して認識すると良い。
観察力は鍛えることで高めることができる。
興味を持つことが大切。
過去に記録された印象を思い出すことが記憶の訓練には大切。

などとノウハウが書かれているが、
何を根拠に言っているのかは書かれておらずちょっと怪しい。ははは。
でも150年以上経っても人々に読まれているということは、
その中に時を経ても変わらぬ真実があるのだろうか。

私はおそらく、過去に記録されたものを思い出す機会が少ないのだと思う。
例えば英語学校でもあまり復習をしっかり行わないし。
今日一日がどんな日だったかとかそういうことを思い返すことも少ない。
節目節目に振り返りながら、また勉強はちゃんと復習しながら進まないといけないということでしょうかね。

動体視力を鍛えるべく速読で読んでみたいと思います!
速読の方法論は知らないけど。(笑)

2010年3月9日火曜日

【読書】巨泉

部屋の模様替えを試みたが、本が書棚に入りきらず苦労している。
不要なものはBook Offに持っていこうと思うのだが、購入したにもかかわらず読み終えていないものも多い。
Book Off に持っていくにしてもちょっと勿体無いと貧乏性が働いて、改めて今月を読書奨励期間にすることに決め、精力的に読み始めた。

実際読み始めると、過去に読んでいたことが判明したりして。
内容をしっかり記憶していないのが悲しい。

「巨泉」はジャズ評論家やテレビの構成作家・司会者として活躍した大橋巨泉のエッセイで、この本は主にセミ・リタイヤについて書かれたものだ。人生の後半生を豊かに生きるために大切なことが彼の意見として書かれている。

彼の父親の好きな言葉が書かれていて、私も気に入ったものがあったので書き留めておく。
「天上天下唯我独尊」この世の自分は一人しかいない、一人で生まれて一人で死ぬ、ということらしい。
wikiなどで見ると「自分が一番偉い」という解釈など、いろいろあるみたいだが、個人主義的な意味で使うならいい言葉だと思う。特に漢字が書で書いてみたい。

巨泉さん曰く、リタイアの準備として重要なのは、
1.健康
2.良いパートナー
3.やりたいことをみつける
4.財政計画

60歳まで働くとしてあと20年。
充実した老後のために今から着々と準備しようと思った。
1.の健康は、体重管理命なので問題なし?高校のときと同じ体重だ!
2.これはたぶんオッケー?!
3.趣味は、英語、読書、料理、ファッション以外はあまり、、、。でもスキーもできるしハイキングもきらいじゃない。
4.これが一番ピンチだ!とにかく取捨選択をしっかりして無駄遣いは控えます。運用もね!

それほど贅沢をしなくても、楽しく生きられる自信はある。
なぜなら、外食のお寿司より、家の野菜の煮物のほうが好きだから!
巨泉さんほど優雅でなくても、それなりのリタイヤライフにするぞ!
趣味でヨガとかもいいかなぁ。

2010年3月1日月曜日

年齢詐称はいたしません

最近40歳になってしまった。
姉からのおめでとうメールに、「くれぐれも年齢詐称しないように。」と書いてあった。
そんなこといたしませんですw。

なんてったって、アラフォーは今、元気の代名詞なのではないでしょうか?
笑顔でアラフォ~です♪と言います。
ま、周囲の皆様もある程度年齢がいってることはわかっているので、堂々と訊いてくる輩も少ないのが現実。
年齢プラカード下げてるわけじゃなし、見た目と雰囲気でなじんでいれば、年齢不詳も悪くはない。

四十にして惑わずというのは孔子の言葉だが、まだまだ迷いも悩みも多く、自分の存在意義や今後の方向性についてこの機会に考えようと思っています。