2007年5月1日火曜日

旅人気質を思い出せ~クラビ(Krabi)3 日目

今日は、リゾートから少し離れたクラビタウンへ。
ボートでビーチに着いた後、バスの通り道だという場所にて、バスらしき荷台に幌のようなものがついた車を探して佇む。もちろんバス停はない。
あれれ、わたしリゾートを満喫するために来たのではなかったかしら???
そんなのんびりな休日をスパルタくんの夫が許すはずもなく、バックパッカーと一緒に車に揺られることとなった。「タウン」というから少しは都会なのかと思ったらとんでもない、やはりバンコクとは違いエアコンが完備されていそうな店は少ない。(特に飲食店)

それでも町一番の品揃えだというボーグ (Vogue Dept. Store) というショッピングセンターを探す。人の流れを観察して、うーんきっとこっち!アメ横のようなぐちゃっとした土産物屋を抜けると、KFCの入ったデパートが。あった!旅で一番嬉しいのはこういう瞬間。
そこで、しばし買い物を堪能。現地で履くアウトドア用サンダルを買ってみた。到着してから毎日雨が降って、スニーカーでは濡れると気持ち悪くビーチサンダルでは岩山の下り階段を歩くのに滑りそうだったのだ。値段は約300バーツ、日本円で1000円弱。よいお買い物でしょう。
調子に乗って、膝丈のイージーパンツも買ったのだけど、こちらは値段が少し高かった(800バーツくらい)のとデザインがちょっとポップすぎてマダムチョイスには不向きだったかもと反省。機能としては、濡れてもすぐ乾きそうなポリ100%材質で便利!

その後はランチを食べる店を探した。アオ・ナン・ビーチと比較すると飲食店が少ない。泣)
その途中、信号を持った原始人像が立つ交差点を発見!タイ人のユーモアを感じる。
30分くらいかけてぶらぶらし、なんとなくこぎれいそうだ、という理由で写真のお店をチョイス。

ヌードル・スープ・豚のチョイスで麺をいただいた。小学校高学年くらいの女の子が手伝っていて、彼女が英語で応対してくれた。英語メニューもあり。店内は比較的清潔。味はスープがイマイチ。トッピングのチャーシューは美味しかった。値段が非常に安くて、その他フライドライスと soda water 2 本で 80 バーツほど。

その後また街をぶらぶらしていると、他の店と比べると少しおしゃれなケーキ屋を発見。入ってみることにした。
ショートケーキはバタークリーム、チョコレート、ブルーベリーチーズの 3 種類、お誕生日用だろうかカラフルなホールケーキ、マフィンなどの焼き菓子があった。(無難に)バナナマフィンと(冒険で)ブルーベリーチーズをオーダーした。飲み物はジャスミンティーを頼んだが15バーツと他の飲み物と比較してかなり安い。きっと日本の日本茶みたいにあまりにも身近でお金を取りにくい飲み物なのでしょう。(推測)
休んでいる間に雨が降り出した。予約した2時半のボートに間に合うべく、乗り合いバスを探しピアへ向かう。
と、なぜか背中が冷たい?後ろを振り返っても水滴は落ちていない。なぜかシートの後ろ側から泥水が吹き出ている。向い側の空いた席に移動し座席の下を見ると、タイヤの後ろの床に穴が開き飛沫が上がっているのが見えた。あーあ。また本日も水滴る、、、である。不意に濡れることは、きっとここでは繰り返される日常の一つなのだろう。わたしはそれを受け入れることにした。
最終的に、船にはぎりぎり間に合い超ラッキー!飛ばしてくれた運転手さんに感謝した。

宿に戻ると、ちょうど部屋の掃除が入ったので、PC を持ってリゾート内の Library へ移動。ここは無線 LAN 完備。ちなみに海辺のテーブルでも繋がることを確認した。Library は大きな机があるし電源も近いからネットをするときはここに来てもいいかもしれない。(荷物を運ぶのが嫌でなければ。私は超嫌~。)洋書の雑誌や本もかなりあって楽しめそう。やはり閉ざされた空間で退屈しないよういろいろ工夫されているみたい。

夜は再び繁華街へ繰り出し、アオ・ナン・ビーチ沿いの道を、ロングテイルボート乗り場から海を背にして歩いた。この道沿いにマクドナルドがあってそれを越えると飲食店が安くなる、ということでその先のレストランを探した。
どこも半分アウトドアみたいなお店で(つまりエアコンなし)、適当にタイ料理の店に入った。
最近日本でも品揃えが増えたガス入りの水の代わりに Soda Water を頼む。野菜炒めといか炒め、パイナップル味のカレーを頼んだ。パイナップル味のカレーはかなり酸っぱく不思議な味。Fried Mix Vegetable が美味しかった。

帰りのボートで見るからに上品そうなカップルが向い座っていた。女性はもちろん男性は、それこそVogueのリゾート特集から抜け出たような井出達だった。白いパンツを穿き、上着はヨットに乗る人が着ていそうな薄いの長袖のストライプのプルオーバーで、ブラピのような髪型だった。夫に言わせるとほぼ完璧なクイーンズイングリッシュ、2週間も滞在しているとのことだった。
同じところに泊まっている優越感とクラースの違いの劣等感を感じつつ、リゾート着はやっぱり白ね、言葉は重要ね、そして、イケメンが見れたという単純な喜びで部屋に帰ったのでありました。

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