2010年12月25日土曜日

大切なとき

人生の中で、ここぞ!というタイミングって誰にでもあると思う。
きっとこれが自分に与えられた最後のチャンスかも、というとき。
そういうときは120%の力を振り絞らなければならないですよねぇ。
ええ、頑張りますとも。

それで結果が悲しいことになったとしても、
それが実力だから仕方がないと思って、また進むのみです。

大衆に流され世間の常識に迎合するより、
異色でも自分の意見を持って私は違う、って
言える方がかっこいいと思う。

ふつーに満足する大人には、絶対にならないぞ!
誓います!

2010年11月3日水曜日

本当に日本にはガラスの天井は存在しないのか?

何気なくネットで「ガラスの天井」を調べ、ウィキペディアの説明を読んだ。
すると驚くべきことに、日本にはガラスの天井は存在しない、と書かれていた!!!!

それは正に、「領土問題が存在しない」と主張する総理大臣と同じである。
異なる意見で主張する相手に対し、元々の自分たちの決まりに則って行動するのみだというやり方もそれはそれで1つの方法なのだろうけれど、問題を問題として定義せずに適切な対処法を取ることができるのだろうか?

とにかくわたしはそのウィキペディアの内容に怒り爆発で、このジェンダー発展途上国では、女性に対する差別は「無かったこと」としないといけないという暗黙の社会ルールを突きつけられた気分になった。

正社員で長く働いていれば、女だからという理由でつまらないことを言われた経験は誰でもあるのではないかと思う。
私はOLのときに、「女なんだからそんなに一所懸命働かなくてもいい」と言われたし、「家族を養っているわけじゃないんだから、そんなにお給料は要らないでしょう。(だから出世する必要もないでしょう)」と言われたなんて話はよく聞く。そういった言動はガラスの天井に相当するでしょう?
それでも「ない」と言い切るウィキペディアには疑問だし、それを容認する社会もナンセンスである。
ちなみに英語ページでは「ない」なんて記述は一切なくきちんと説明されている。

もちろん女性からは、責任を取るのが嫌だから役職者になりたくないという話はよく聞く。だが、全員そうではないはずだ。男性は逆にたいして能力もないのに上司になってただの伝書鳩しかできない人はよく見かける。でも、誰だって最初から管理職らしいわけではないだろう。業務を担当しながら自分のキャパシティを広げていくのが普通ではないだろうか。
だとしたら、やはりチャンスが回ってこない、もしくは遅い、というのは不公平だと思うのだ。

ただ、女性の多くがファッションや恋愛に興味があり、そういうことに疎いというのは事実である。
日本の女性は結婚だって1つのリスクになるということをわかっていない。
そもそも女性がマイノリティであるという認識も低い。

また、「仕事も家庭生活もというのは欲張りだ」という意見も昔聞いたことがある。
でも、本当にそうだろうか?
20年前なら確かにそうだったかもしれない。しかし現代は、家事労働にかける時間が技術の進歩によって少なくできるようになり、「仕事も家庭も子供も自分自身も」を実現してそれが普通という社会を実現できそうな初めての世代である。そしてそれは最初から大企業に就職していない多くの人たちにも実現できるよう社会がサポートしてあげるべきだと思う。

女性の一生が夫や子供のためというのは歴史に刷り込まれた呪縛である。
自分の人生は自分のためのものだ。
そして、家族や社会の健全な発育・発展と調和のために労働力を提供するのである。
だから、「仕事も家庭も子供も自分自身も」と主張することは当然OKだと考える。

日本にだってガラスの天井は存在する。
ガラスどころかもっと厚いものが存在している。
ただ、何か違うと思っても声高に異を唱えたりするのははしたない行為だからやらないだけである。
また女性差別についてきちんと教育されていないから、何がどうおかしいのか説明できないだけなのだ。

また、多くの女性が経済が右肩上がりだった時期の親をロールモデルにして、生活のために働くのはイマイチだと思っていたり、子育てのためや働かなくていい楽さを優先して(長期的なリスクには目をつぶって)専業主婦の道を選んだりパート労働に甘んじたりする。また夫もそれを望んだりする。
誰も自分が働くことを応援してくれなくて、誰が社会で頑張ることができるだろう。
(多くのお父さんたちだってそうでしょう?)

なんだかんだいっても働くことは大変なのだ。
だから、家族は女性が働くことをちゃんと応援するべきだと思う。

働き続けることがカッコイイ!というロールモデルが増えつつある今、家族や社会からもっと頑張って働くことを期待されてもいいんじゃないかと思う。それが家事・育児のサポートだったり昇進や昇給ってことじゃないのかなぁ。

こんなキャッチコピーでCMとかしたらいいと思う。

「男性から女性に、仕事頑張って宣言。」

なんてね。(笑)

2010年10月17日日曜日

ブリティッシュ・マダムにご用心

昨日は英語のクラスの初日だった。

orientation には、方向性やゴールを定めるという意味がある。
あなたがこのクラスでゴールとしていることは何ですか?先生からはそう問いかけがあった。
一つクラスが上がり流暢に話せる人が多いにもかかわらず明確な目標を持って臨んでいる人というのは意外に少ない。やはり、実現可能にしていくためには、85%のアテンダンスであったりTOEIC900点以上といった数値目標を持つべきだろう。ま、仕事じゃないんだから、という意見もありますが。

軽く最近の出来事について話をした中で、イギリスへ旅行に行った人がいて、現地でブリティッシュ・マダムと知り合った、とその人が言った。
先生が、意味ありげにちょっと笑って、イギリスでブリティッシュ・マダムは prostitute group のボスだよ。British lady と言いましょう、と言っていた。知りませんでしたよ。
ま、マダムはフランス語だから英語の説明のときは使わないでしょうとは思っていましたが。意味深な言葉なので気をつけましょう。

先ほど、宇多田ヒカルがエディット・ピアフの「愛の賛歌」をカバーしているのを見つけ、思わずダウンロードした。売春宿街出身で劇的な生涯を送り今なお愛されるピアフの歌とこの歌のカバー発売前に今年いっぱいで休業を宣言した日本の歌姫。歌詞のメッセージは、「どんな贅沢も、危険な遊びも心を満たせない。あなたの愛があれば。」彼女が今後新たな方向性を見つけられるよう祈ろう。

追記:なんか心配しちゃったけど、宇多田ヒカルさんは人間活動に専念する前向きな休止とのことで安心。

おまけ:エディット・ピアフのwikiに「シャルル・アズナブールのデビューを手助けし」とあった。ガンダムのシャア・アズナブルはここから来てる?と思った。

追記:日本語の「愛の賛歌」は、歌う人によって歌詞が違う。いちばんメジャーなものは、国を捨ててもいいという意味などのいわゆる不適切な部分は削除されている。元々の歌は不倫の内容なので結婚式の歌にはふさわしくないだろう。

2010年10月9日土曜日

坂本龍馬になりたい

NHKの龍馬伝を毎週見ている。
徳川幕府から明治政府へと体制が変わるのに、そりゃ激動だったのだろうと想像はしていたけれど、これほどのドラマがあったとは。
また、帯刀が許されていた時代というのは、脅すために刀を抜くなどなんと物騒だったことか!

大河ドラマの前週の放映は土曜昼間に再放送されるのだが、それを見た。
龍馬が後藤象二郎と長崎の清風亭で会談し、大政奉還を切り出す内容だった。
幕府と繋がりの深い土佐が大政奉還を主張することで土佐が新しい日本を作る要になるべき!と龍馬は説得する。
(きっと土佐の人には大好きなシーンなんだろうなぁ)
もともと龍馬に恨みを抱いていた後藤との一触即発の息をのむシーンを過ぎ、最終的に龍馬に賛同する印象的な回だった。
それは、上士と下士が初めて対等に協力を決めた場であり、長い間の差別を超える第一歩だった。

実際に戦いに勝つ力や権力だけでなく知恵で事態を乗り切る。既存の考えにとらわれず発想する。
龍馬伝を見ていると、そういった生きるヒントに気付かされ元気づけられる。

そして私もいつかそういうことが実践できる小さな龍馬になりたいと思うのだ。

2010年8月18日水曜日

【タイ旅行】2回目のカヤックは楽勝!

クラビ4日目。今日はカヤックの半日ツアーに申し込んでいました。内容は、9時にホテルをピックアップ。65キロも離れた場所へ車で行き、1時間程度漕ぎ、12時半に帰ってくるというものでした。

昨年参加したカヤックツアーがとてもハードな内容だったので、キツイのを想像していたのですが、拍子抜け。途中で洞窟見学も行うぬるい内容で、筋肉痛は皆無でした。写真は洞窟の壁画。

私たちの他に参加した新婚に見える若いアジア人は、カヤック初心者で、それだけならまだしも、奥さん?はあまり漕ぐ気がなく、インストラクターが自分のカヤックに彼らのをくくりつけ面倒をみていました。

それにしても、洞窟をカヤックで通り抜けるのはとても素敵です。内部はまさに静寂そのもの。暗い中、響くのはオールが弾く水の音だけ。暗く濡れた岩はぬるりと光り、細長いシャンデリアのような形の鍾乳石が白く輝きます。暗い内部から見える出口の先にある緑は光に満ちてキラキラ揺れていました。

カヤック体験が時間通りに終了したにもかかわらずホテルに戻ったのは2時をまわっていました。昼食を摂るツアー客と同じ車に乗るため、彼らが食べ終わるのを待っていなければならなかったのです。しかもその車は途中で果物の露店に寄ったので、ただでさえ空腹で頭にきていた私はガイドに英語で抗議しました。

ホテルに帰ってすぐにランチ。タイレストランで麺類などを食べました。

そのあと、ベッドルームに隣接しているエステルームでフェイシャルのエステを施術してもらい大満足。途中何度も寝てしまいました。日焼け止めで荒れた肌には一時の休息になったことでしょう。

夜は時間があると行動せずにはいられない夫の独断と偏見で、バイクで片道1時間かかるクラビタウンに夕食を食べに行きました。そこで素敵なレストランを見つけました。ぼんぼりのようなオブジェが下げられたガーデンスタイルの内装で、値段が安くて量が多くて味が美味しい。そして、これはとても大切なことですが、トイレがきれい!!!

私たちは三皿頼み、ボリュームがあったにもかかわらず全てたいらげました。タイでは定番で注文することの多い空芯菜の炒めものが二人だというのに山盛り!店内にはロングスカートの民族衣装風の普通のウエイトレスの他になぜかハイネケンのボディコンワンピースを着たスタイルの良いおねえさんも居て、あの人はいったいここで何をしているのか謎でした。
片道1時間もかからなければリピート間違いなしだったでしょう。

2010年6月27日日曜日

【読書、映画】禅とオートバイ修理技術とサヨナライツカ

哲学的な本ですが、とても面白いです。
この本はWebなどの技術的な話をするときによく使われる、「Zen and the art of
~」という表現がポピュラーになるきっかけを作った本で、1974年に出版されて以来世界で400万部以上売れています。

まだ、100ページくらいしか読んでいませんが、ツーリング旅行の間に表面化する仲間とのメンテナンスに対する考え方の違いを通して、人間の理解を古典的理解とロマン的理解に分類し、それらの違いを分析していきます。
この先が楽しみです。

昨日の夜は、「サヨナライツカ」をDVDで観ました。素敵だと思った人が結婚して(もしくは結婚が決まって)いて、尚且つ、きちんとお互いをわかりあう前に体の関係を持ってしまうという二重に正しい恋愛のポイントを外した話でした。
そいうった軽い関係なのに25年も相手を思っているということに説得力が無いという意見も書評などでは見かけたのですが、それよりも私が注目したのは、年老いてわが身を振り返るとき、若いときの奔放に遊んだ記憶が人生の宝物になってしまうのだろうかということでした。
幸いそういった記憶には事欠かない身の上ですが、そういう考え方はやはり後ろ向きだと思います。
新しいスリルを結婚生活の中に見出すことは可能です。それには、安定していないパートナーを選んでみることです。
ま、そんな話では映画にはなりませんが。笑)

2010年5月9日日曜日

冷え性克服への道!

昨日amazonの中古で買った「体を温めると病気は必ず治る」が届いて早速読んでみたんだけど、
こじつけが多くて笑っちゃうところも結構あるんだけど、これは良さそうと思ったものもあったのでご紹介。

・朝食をニンジン2本とりんご1個で作るジュースにする
(この二つの組み合わせは糖分とミネラルのバランスが良くて胃腸に負担をかけないんだって!)
・生姜紅茶(熱い紅茶にすり下ろした生姜をいれ、黒砂糖かハチミツを入れる)
・腹巻でおなかをあたためる(生理痛のひどい人にもいいよ)
(腹巻は1つ持っていて時々していたのだけど、これからは毎日しようかな。ちなみに睡眠時にもすると温かくて気持ちよく眠れます。)
・お風呂で、湯船につかる→足裏に冷水→湯船をくりかえす
(昨日やってみたんだけど体が超温まって感激!全身水をかぶったりするのは嫌だけどこれなら簡単)
・ウォーキングの目安1日10000歩
・下半身の筋肉増強のためにスクワット・レッグレイズをする
(スクワットは森光子さんが行っていることで有名。レッグレイズはかかとを上げ下げすること)
・体を温める食べ物を食べる(根菜とか)

今日は朝散歩して気分爽快、このくらいの陽気が過ごしやすくていいですね!

2010年5月6日木曜日

【禁スイーツ】まずは減らすところから

砂糖を摂取すると手の湿疹やアレルギー症状がひどくなるようで、大好きなスイーツを減らそうと思っています。
ああ、でも、やっぱり食べてしまいました。。。
反省。

■今日の間食
3時のチョコパイ1個、5時におせんべい小袋1、9時にチョコ3かけ

2010年5月5日水曜日

体温を上げると健康になるって本当?

今日、本屋さんに行って気になった本があります。
タイトルは、齋藤 真嗣さん著の「体温を上げると健康になる」。
amazonのコメントを見ると賛否両論ですが、この類の本はこれが初めてじゃなくて、2003年に出版された石原 結實さんの「「体を温める」と病気は必ず治る―クスリをいっさい使わない最善の内臓強化法」なども同様の内容のようでした。
前者は40万部の売れ行き好調で中古価格もそれほど下がっていないため、中古で100円を切っている後者の図書を購入してみることにしました。
私の体の問題点は、何といってもアレルギー!
そのために、コーヒーも紅茶も飲まなくなって数年。最近は白湯と豆乳が定番です。
あと、甘いものが大好きでたぶん砂糖中毒なので、これをどうやって止めるかが目下の課題です。
(最近の観察では、お菓子食べると肌の調子も悪くなるような気がするのです。)
ネットで検索すると同じ悩みを抱えた人は多いみたいで、体をアルカリ性にすると甘いものがほしくなくなるなどのコメントを見ることができました。どこかのQAサイトで質問してみてもいいかもしれません。

2010年4月29日木曜日

【音楽】スピッツが好き!

YouTubeにスピッツのオフィシャルチャンネルができて、クオリティの高いビデオを見ることができます。
スピッツといえば、一人暮らしをしていた頃、マンションに有線が入っていて、空も飛べるはずとかチェリーとかよく聴いていたのです。
いろいろ聴いてみると、「魔法の言葉」とかもいいです。
歌詞も独特の世界観。

魔法の言葉 二人だけにはわかる

こういうのグッときます。

花は美しく、棘も美しく、根っこも美しいはずさ~♪
これって、男のロマンだよね。
たいていは、花は美しく、棘は痛く、根っこは見ないほうがいいはず、なのに。

誰も知らない
誰でも色褪せない
その後のストーリー
わけあえる日まで

でも、恋愛って、
二人だけにわかる言葉や経験を積み上げていく作業だから
魔法の言葉をキャッチボールするつもりで会話すれば
楽しくなりそうだな!と思うのです。

それから、「君は太陽」とかも明るくて爽やかでテンポが良くて好き。
オンナに生まれたからには、明るくて爽やかで太陽みたいなニンゲンになりたいなぁ、って思います。
(半分冗談ね)

あと、「時をとめて・・」という印象的なスタートの「ホタル」
これはガンダムの曲なの?

メンバーの衣装チェンジが楽しい「愛のしるし」
生き方を語るちょっと渋い「ルッキンフォー」

連休は、音楽を聴いてリフレッシュ!
でも、明日はシゴトなのだ。

2010年4月2日金曜日

【料理】ルクエ★Love

ルクエって、何だかご存知でしょうか?
電子レンジで使うイタリア生まれのシリコンでできたスチームケースなんです。
我が家ではイタリアらしい赤色を使っています。(トマトという名前らしいです)

実はルクエ、2009年のヒット商品BEST30で12位になったという大人気商品なんです。
実際使ってみると、そんな人気なのも納得。
何といっても簡単に美味しくできてしまうのが楽しいんですよ。

コラムジャパンのサイト
http://www.coram.co.jp/

今日は、白菜とスライス玉ねぎと豚ひき肉を重ねてクレイジーソルトで味付けし、ミルフィーユみたいに重ねて蒸し、粉チーズをかけて食べたら、めっちゃうま~い!でした。
これまでに作ったものも全部失敗なしだし、食材と味付けの組み合わせを考えるのがとっても楽しいです。
作ったものは、
・豚ばら肉+きゃべつ+おろしポン酢
・鮭+野菜+きのこ+ブルーチーズ
・えび+野菜+にんにく+トマトペースト

一人ご飯だから、あんまり凝ったものは作れないけれど、しばらくはこれで楽しもうと思っています!

今レシピコンテストを開催していて検索するとたくさんのレシピを見つけられます。
一人ご飯の多い方は簡単楽しくできるので、とってもおすすめなのでした。

2010年3月19日金曜日

たまにはミーハーに

今日は桜木町に新しくオープンしたColette Mare に行ってきました。
店内はとてもきれいで、お店のセレクトもとてもいい感じ。
また、シネマエントランスでバラの花を一輪いただきました。
5階に紀伊国屋が入っているのですが、柱に木が使ってあって
ナチュラルな雰囲気でした。
電子書籍などで本を読む時代、リアルな書店は質感や匂いなど
リアルならではの良さをさらに追求することになるのでしょうね。

自宅に戻って、金スマを見ていたら、坂本冬美さんの「また君に恋してる」が紹介されていました。
坂本さんは演歌が本業ですがそれ以外の活動もされていて、この曲のオファーがきたのだそうです。
焼酎のCMソングとしてテレビに流れたときから問い合わせが殺到。
この間の紅白で歌われてからさらに人気が高まっているのだそう。
坂本冬美さんのしっとりと切ない歌声も素敵。
松井五郎さん作詞の歌詞の内容も大人で秀逸。

♪ また君に恋してる いままでよりも深く
 まだ君を好きになれる 心から

一人暮らしをしたことが一度でもあるなら、自分以外の人間の気配のない空間がわかると思うけど、私は、一人暮らしをしている数年の間中、それに慣れることができなかった。
結婚したての頃、怖い夢を見て夜中に起きて、隣に人(っていうかダンナ)が寝ているとやけに安心できたもので、これが原始時代なら、きっと岩山の洞穴の中に獣の毛皮を敷いて寝ているんだろうなぁ、と想像して楽しく眠れたのだった。
本当なら一生分の気配だけで感謝なのだった。
そんなことを思い出させてくれた曲でした。

2010年3月15日月曜日

【読書】海からの贈り物

出会いというのは偶然の重なりである。
知り合いが知花くららさんにインタビューしたと言い、そのときの話を聞くことになった。
私は彼女がミスユニバースの世界大会で2位になったことしか知らなくて、
wikiとblogで情報を集めた。
そうしたらblogにとある人が知花さんにこの本を薦めていたのを知ったのだ。
表紙にきれいな貝殻の写真が使われていてちょっとぴんときて
帰りに横浜の丸善によって探したら置いてあった。
原書をkindleにダウンロードしたかったのだが、
kindle store では扱っていなかった。

古過ぎるらしい。
初版は昭和42年で、なんと七十七刷されているのだ。
五人の子供がいて夫と暮らす生活をしている著者、アン・モロウ・リンドバーグさんの
家事や雑事に忙殺される女性の時間の過ごし方について
疑問が投げかけられている。
家事が機械に代替されるようになると生活が楽になるかわりに
自分がそれほど重要じゃなくなるという空虚感に襲われ、
アメリカの女性たちは飢えているというのだ。
彼女は、一人になること孤独になることが重要だと説く。

”自分というものの本質を再び見出すために一人になる必要があるので、
そのときに見出した自分というものが、女のいろいろな複雑な人間的な関係の、なくてはならない中心になるのである。”

女性の権利が拡大して男性と同じようになってきたけれど
それを享受する女性側の意識は
どのように変わっているのか。
実はそれほど変化していないのではないだろうか。

押し付けられた価値観ではなく
自分自身で納得のいく選択をしているだろうか。
忙しさという口実に流されて
本当の創造というものを怠っていないだろうか。
自分にもう一度問いかけてみようと思った。

2010年3月11日木曜日

【読書】記憶力

以前、記憶力が悪いという話を書いたが、少しでも向上させようと思ってこの本を買ったのに、結局読まず仕舞いだったもの。
再度手にとって見ると、納得できる部分もあるので、読んでみようと思う。

実はこの本、今から150年近く昔に書かれた本なのだ。1862年生まれのウィリアム・ウォーカー・アトキンソンというアメリカ人の著作である。32歳で弁護士になったものの仕事の重圧から心身を病み、ニューソート(宗教?)に傾倒し精神医学を含め幅広いテーマで著作を残した人らしい。
いろんな人がいるもんだ。

記憶に残るものは、注意力が大切で、意識を集中する力が高い方が良い。
印象は五感を活用して認識すると良い。
観察力は鍛えることで高めることができる。
興味を持つことが大切。
過去に記録された印象を思い出すことが記憶の訓練には大切。

などとノウハウが書かれているが、
何を根拠に言っているのかは書かれておらずちょっと怪しい。ははは。
でも150年以上経っても人々に読まれているということは、
その中に時を経ても変わらぬ真実があるのだろうか。

私はおそらく、過去に記録されたものを思い出す機会が少ないのだと思う。
例えば英語学校でもあまり復習をしっかり行わないし。
今日一日がどんな日だったかとかそういうことを思い返すことも少ない。
節目節目に振り返りながら、また勉強はちゃんと復習しながら進まないといけないということでしょうかね。

動体視力を鍛えるべく速読で読んでみたいと思います!
速読の方法論は知らないけど。(笑)

2010年3月9日火曜日

【読書】巨泉

部屋の模様替えを試みたが、本が書棚に入りきらず苦労している。
不要なものはBook Offに持っていこうと思うのだが、購入したにもかかわらず読み終えていないものも多い。
Book Off に持っていくにしてもちょっと勿体無いと貧乏性が働いて、改めて今月を読書奨励期間にすることに決め、精力的に読み始めた。

実際読み始めると、過去に読んでいたことが判明したりして。
内容をしっかり記憶していないのが悲しい。

「巨泉」はジャズ評論家やテレビの構成作家・司会者として活躍した大橋巨泉のエッセイで、この本は主にセミ・リタイヤについて書かれたものだ。人生の後半生を豊かに生きるために大切なことが彼の意見として書かれている。

彼の父親の好きな言葉が書かれていて、私も気に入ったものがあったので書き留めておく。
「天上天下唯我独尊」この世の自分は一人しかいない、一人で生まれて一人で死ぬ、ということらしい。
wikiなどで見ると「自分が一番偉い」という解釈など、いろいろあるみたいだが、個人主義的な意味で使うならいい言葉だと思う。特に漢字が書で書いてみたい。

巨泉さん曰く、リタイアの準備として重要なのは、
1.健康
2.良いパートナー
3.やりたいことをみつける
4.財政計画

60歳まで働くとしてあと20年。
充実した老後のために今から着々と準備しようと思った。
1.の健康は、体重管理命なので問題なし?高校のときと同じ体重だ!
2.これはたぶんオッケー?!
3.趣味は、英語、読書、料理、ファッション以外はあまり、、、。でもスキーもできるしハイキングもきらいじゃない。
4.これが一番ピンチだ!とにかく取捨選択をしっかりして無駄遣いは控えます。運用もね!

それほど贅沢をしなくても、楽しく生きられる自信はある。
なぜなら、外食のお寿司より、家の野菜の煮物のほうが好きだから!
巨泉さんほど優雅でなくても、それなりのリタイヤライフにするぞ!
趣味でヨガとかもいいかなぁ。

2010年3月1日月曜日

年齢詐称はいたしません

最近40歳になってしまった。
姉からのおめでとうメールに、「くれぐれも年齢詐称しないように。」と書いてあった。
そんなこといたしませんですw。

なんてったって、アラフォーは今、元気の代名詞なのではないでしょうか?
笑顔でアラフォ~です♪と言います。
ま、周囲の皆様もある程度年齢がいってることはわかっているので、堂々と訊いてくる輩も少ないのが現実。
年齢プラカード下げてるわけじゃなし、見た目と雰囲気でなじんでいれば、年齢不詳も悪くはない。

四十にして惑わずというのは孔子の言葉だが、まだまだ迷いも悩みも多く、自分の存在意義や今後の方向性についてこの機会に考えようと思っています。

2010年2月13日土曜日

TOEIC900点を目指せ

自分で言うのもなんだが私は記憶力がとても悪い。
その昔、大学時代所属していたハイキングサークルで山登りに出かけた際、女性の先輩が木々から出る精神をリラックスさせる成分の名前を教えてくれたのだが、歩く途中で、「さっき教えてもらったのなんでしたっけ?」と3回くらい聞いて、それでもやっぱり忘れてしまって、自分はなんてアホなんだ!と落ち込んだ、といったこともしばしば。
今だって、一応TOEIC800点を目指しているのだがまだまだ道のりは遠い感じである。

だがそこで夫の悪魔の一言が。。。
「☆★☆900点取ったらお祝いしてやるよ☆★☆」

普段尽くされていないだけに、ご褒美に弱いのである。
ケチなあの人のことだから、「おめでとう」の一言で終わってしまうかもしれないけれど。

とにかく私は目標を一段高くすることにした。
目指すは900点である。

周囲が不可能だと思うことに挑戦することは、私にとって意味のあることである。

ご褒美は、エルメスのバーキン!と言いたいところだが、予算オーバーは明らかなのでコーチのバックかな!