2010年10月9日土曜日

坂本龍馬になりたい

NHKの龍馬伝を毎週見ている。
徳川幕府から明治政府へと体制が変わるのに、そりゃ激動だったのだろうと想像はしていたけれど、これほどのドラマがあったとは。
また、帯刀が許されていた時代というのは、脅すために刀を抜くなどなんと物騒だったことか!

大河ドラマの前週の放映は土曜昼間に再放送されるのだが、それを見た。
龍馬が後藤象二郎と長崎の清風亭で会談し、大政奉還を切り出す内容だった。
幕府と繋がりの深い土佐が大政奉還を主張することで土佐が新しい日本を作る要になるべき!と龍馬は説得する。
(きっと土佐の人には大好きなシーンなんだろうなぁ)
もともと龍馬に恨みを抱いていた後藤との一触即発の息をのむシーンを過ぎ、最終的に龍馬に賛同する印象的な回だった。
それは、上士と下士が初めて対等に協力を決めた場であり、長い間の差別を超える第一歩だった。

実際に戦いに勝つ力や権力だけでなく知恵で事態を乗り切る。既存の考えにとらわれず発想する。
龍馬伝を見ていると、そういった生きるヒントに気付かされ元気づけられる。

そして私もいつかそういうことが実践できる小さな龍馬になりたいと思うのだ。

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