2007年4月14日土曜日

カミングアウト

週に一度英語学校に行っている。
CNNニュースのビデオを観て、ボキャブラリーの説明といくつかの質問に答えるかたちで授業が進む形式になっている。
今日の話題は、フロリダで性転換を希望したcity managerが解雇されたという話だった。公務員という職場が保守的なのはどこの国も変わらないらしい。仕事についてパッションがあるんだ!という彼の主張も空しく、投票によって解雇が決められてしまった。その人を応援するためにPrudentialのCEOが、「わたしは会社で性別を変更した最初の人間です。」と述べていたのが印象的だった(見た目は女性だけど声はしっかり男性)。公務員の彼も、もし一般企業に勤めていたらそのまま勤務することができたかもしれないのに可哀相に。
人間は胎児の時、最初は全員女性で、その後男性に変化する。このとき変化しなければそのまま女性になる。その変化が途中で止まったり、上手く完了しない場合もあるわけで、そうすると体と精神にズレが生じることだってあるだろうから、そういう人なら個人の自由にさせてあげればいいと思う。
しかし、自由の国アメリカでさえ、地域や職業によってはカミングアウトするのも難しいのが現実である。

例えば、先日、代理母で出産した向井亜紀のケースだって、もし彼女が芸能人じゃなかったら、もし代理出産したとカミングアウトしなければ、そしらぬ顔で出生届を出し受理された可能性だってある。
カミングアウトはやっぱり、勇気のある行動だと思った。
でもオンナって、そんなにいいものでもないと思うけど。。。ぼそっ。

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