2008年12月31日水曜日

【旅行】シャモニー4日目

国境を越えて、イタリアのスキー場へ

今日はイタリア側のスキー場、Courmayeur(クールマイヨール)に行きました。
駅の近くから出発するバスに乗って1時間くらいだというので、バスの時間をフロントで訊いて乗り場に行きました。チケットは往復で買いました。9時45分出発のはずなのに時間になっても出発しません。結局5分遅れで出発。これがイタリア時間ですよ。そして、この後もこのイタリアらしさを実感することになるのです。
写真はバス乗り場付近の風景です。

トンネルを抜けると

イタリア側へは、Mont Blanc の下を通る長いトンネルを抜けなければなりません。そして、トンネルを抜けると雪!でした。フランス側はどんよりした曇り空でしたが、やはり気候も若干違うようです。
バスは1時間弱でCourmayeur に到着しましたが、スキー場へ向かうゴンドラなどがある雰囲気が全くありません。ツーリストインフォで尋ねると、歩くには遠くさらにバスに乗った方が良いと、お姉さんがイタリアのストリート名だけやけに発音の良い英語で答えてくれました。
1台目のバスは行ってしまい、しばらく待つことに。その間、お手洗いに行ったのですが。。。

イタリアの公衆トイレって

スキー場は確かに都会ではないのですけれど、Courmayeurのトイレはひどかった。
まず、便器がタイの田舎のように簡素。踏み台だけがあって、水が溜まる楕円の部分と汚物が落ちる穴だけしかありません。そして、入ってから時間が経つと電気が消えてしまうのです!
スキーウェアなので、まず上着を脱いで、ウエストポーチ外して、とやっているところで電気がいきなり消えて、半ばパニックになってしまい、反射的に鍵を開けようとして、なんと右手の小指の爪の先を剥がしてしまいました。(それも後になって気付いたのですが、たぶんそのせい)
しかも、洗面所の水がセンサーで出るはずなのに、センサーが反応している赤いランプが点灯していても水が1滴づつしかでません!!!地下の雰囲気的には牢獄のようなところで、一人で個室に居る最中に電気が消えるなんて、ありえないです。あ~、怖かった。写真が、トイレのあるバスステーション。スキー場はちゃんとした洋式(でも便座のないやつね)でした。

新雪バリバリ

Funiviaのバス停を降り、Funivia Courmayeur のロープウェイの場所はすぐ見えるわけではなくて、看板が一つあるだけ。さらに歩いて何とかスキー場に到着し、リフト券のカードを利用可能に手続きしてもらい、ロープウェイに乗って上へ。雪がずーっと降っていました。
標高が高く気温も低いため雪質はとても良く、滑っていて楽しかった。ただ、足に負担がかかるので疲れたし、視界が悪くときどき止まって休み休み進みました。
ゴンドラを降りたところにあるお店のウィンドウに飾られていた帽子がふざけていて笑えたので写真に撮りました。

食事は美味しい

ランチはスキー場のレストハウスで食べました。前菜とメインというメニュー構成がしっかりしています。前菜の種類は10種類くらいあり、スキー場とは思えないほど豊富でした。
私はサラダを取り、先日のように量り売りかと思って少なめに取ったのですが、容赦なく2ユーロ取られました。メインはほうれん草と玉子焼きのホワイトソースチーズ乗せオーブン焼き、みたいなメニューで、おふくろの味っぽくて美味しかったです。
迷っていたら、給仕のおじさんが、This is vegetable と言ってすすめてくれました。
デザートを二人でシェアしようと言われティラミスをチョイス。カスタードが黄色くて、あまり甘くなくて美味しかった。

イタリア的対応

帰りは長距離バス停へ行くためのバスを待ち、近くにあったスーパーで乾燥ポルチーニ茸をGETしました。無事、バス停には着いたのですが、バスは停まっているのに、出発するはずの4時になってもドアは開きません。誰かが「Open the door!」と叫んでいました。やっと運転手が来たものの、ちゃんと予約してあるはずなのに、人数オーバーで乗れません。急遽、もう一台バスを出すと運転手が言い、雪降る中さらに待たされました。日本だったらバス会社に苦情殺到だよ。

New Year's Eve は予約必須

レストランは、この日は特別メニューとなります。
初日に行ったピザ屋さんさえ、68ユーロのコースメニュー。100ユーロを切るのは安い方なのだそう。年越し蕎麦くらいしか食べるものが決まっていない私たちからすると文化の違いを感じました。それにしてもねぇ。ちなみにマクドナルドは開いていませんでした。
そういう文化の違いを考慮すると、中華料理店ならおそらく大丈夫だろうと思い、中華を食べました。
予感的中、予約なしで入店することができました。写真は大晦日の街並みです。

カジノでTCを換金してみました

トラベラーズチェック(T/C)を用意して旅行に出かけたのですが、ヨーロッパはアメリカと違い、普通の店ではT/Cを使うことが出来ません。カジノならばできるかも!と思い遊びがてら入ってみました。全部コインになります、と言われ、50ユーロをコインにしました。スロットマシンでちょっと遊んで18ユーロくらい使って終了。ずーっと負けていたんだけど、最後500くらい出してちょっぴり取り戻せて良かった。
ラスベガスと比べるとこじんまりして人も少なく、あまり流行っていませんでした。1件だけですしね。
帰りは雪がちらついて、明日はフランス側も新雪でしょう。でも、膝の痛みはひどくなっています。

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